動く博物館、時代祭(1)明治~安土桃山(3) [京の歳時記10月]
江戸時代の前は秀吉、信長の時代である。戦国時代がようやく終わるころで、行列も戦姿一色となる。とくに信長の鉄砲戦術があり、列にも加わる。
そんな中にあって平安期からの公家時代を見せるのは豊公参朝列の牛車(ぎっしゃ)であろう。1596年の秀頼参内の様子を模している。この時代の中にあっては雅さがある。秀吉が関白を名乗ったことからも理解できようか。秀頼元服の盛儀だ。
安土時代は戦に明け暮れた天才信長が1568年に上洛したときの都入りの様子だ。権力を握りかけている信長は皇居修復を手始めにして、町の治安回復に力があった。騎乗姿の武士も名前が入っているのですぐわかる。それぞれの戦姿がくらべられようか。
信長
立入宗継(粟田口まで信長を迎える)
羽柴秀吉
滝川一益
柴田勝家
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