府立植物園のガクアジサイ [京の花名所]
府立植物園のガクアジサイが見ごろを迎えた。本当にかわいく咲いている。ヤマアジサイ、イサアジサイ、キヨスミサワアジサイ、レンベンガクアジサイ、ナデシコガクアジサイなどと多彩に咲く。梅雨時の花なので割と少なめの人出だ。ただ、天気が良い日は一気に混雑する。
↑天城甘茶 ↑イサアジサイ
↑ミヤコヤエムラサキ ↑ヤマアジサイ白鳥
↑大甘茶 ↑リベラバイス
長いこと更新できませんでした。いつの間にか夏です。京都写真紀行は京都写真ジャーナルに移行します。今後このサイトはプライベートサイトとなりますのでよろしくお願いいたします。
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花名所で被災した人への写真力(1) [京の花名所]
東山祈りの火
京都写真紀行では東日本大震災で被災した人や近辺の皆様にツイッターを通して癒しの写真をツイートしています。#power_of_photo のハッシュダグからの呼び掛けに賛同して「フォトボランティアジャヤパン基金」に参加写真を提供しました。『元気になって!!写真力』
ツイツターに発信している写真は季節に合わせた花名所のアップしたものを中心にしています。随時紹介します。
↑ 知恩寺ふじ桜
↑ 京都御苑木蓮
↑ 植物園白椿
↑ 東寺しだれ桜
↑ 植物園椿・淡乙女
↑ 植物園椿・白澄
↑ 地蔵院八重椿
↑ 鴨川七条上桜
↑ 祇園新橋しだれ桜
↑4月2日鴨川の五条以南左岸のしだれと祇園新橋かにかくに碑そばしだれ桜は見頃です。
梅名所を訪ねる(3)京都御苑(1) [京の花名所]
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京都御苑には季節豊かな花々があるが、早春の梅は西の烏丸通近くにあり、とくに出水付近の梅園は少しずつ日にちがずれて見ごろを迎えるので2月~3月に行けば必ず堪能できる。出水口の紅白梅が早咲きで、3月上旬までは楽しめる上、はるか東の大宮御所の土塀や大文字が広い空間に粋な演出を作り出す。
この日快晴。しかし梅苑はまだ蕾の固い木が多く、出水口の紅白の2本が相変わらず早咲きで見ごろを迎えていた。
NO11022607御苑の梅苑(左)とNO11022601梅苑南端出水口東の紅白梅
この梅苑は出水口通りを挟んで南にもある。こちらはそのかかりともなる北端の梅が2本見ごろだ。毎年この内東の1本が御苑の中で一番咲きの木である。(左写真)そしてこの南梅苑は出水の小川という川が流れておりその川沿いに背の低い白梅が満開となった。(右写真)
NO11022603毎年一番咲きの紅梅(左)とNO11022604出水の小川の白梅
その小川の白梅は午前中には後方の森に陽が当たらないので見事な白黒のくっきり梅が撮れる。午後にはこの色合いは出ないのだ。川沿いには早咲きの紅梅も咲くがこの場所はどちらかといううと4月中旬からの八重桜の面積が多い。
NO11022610小川白梅の一輪(左)とNO11022620同じ木の重なり合う花弁
出水の小川から建礼門前大通りに向かって堺町休憩所の方に出るとその途中に大きな白梅が満開となっていた。大きい割には場所柄「ひっそりと咲く」感があった。しかし堂々たる木である。
NO11022612堺町休憩所前の白梅とNO11022613その咲きっぷり
この道を過ぎると御苑の中で最も大きい道に出る。建礼門前大通りだ。葵祭や時代祭の行列はこの道を通って市中に出ていく。従ってはるか向こうに門が見えて、もっとも御所らしい風景を演出する場所となる。そこには1本の大きな紅梅が道に突き出している。この日は梅蕾ともいうべきで一輪も開花していなかった。
NO11022619建礼門前大通りの梅とNO11022602その梅蕾
この大通りは堺町ご門へ出るのだが、正面に下がると九条池に出る。そこからは拾翠亭の茶室を見ることができる。その北側には1本梅の木がある。この亭は梅よりも夏場の百日紅が見事な色模様を作りだす。ここを抜けると間ノ町口に出る。ここには白梅が小さく咲く。側に紅梅も寄り添う。その向こうには閑院宮邸跡が建ち、見学もできる。
NO11022818拾翠亭白梅(左)とNO11022611間ノ町口正面の白梅一輪
NO11022606閑院宮跡が見える間ノ町正面の紅梅(左)と宮跡には梅はなく代わりに咲く山茶花
宮跡の北に宗像神社がある。こちらは椿が3月中旬ごろから見ごろとなるのだが、北塀の側に紅白の2本がひっそりと咲く。年中日当たりが悪そうな場所で目立たないのだ。背後が真っ暗なので白梅を浮き立たせるにはいい場所でもある。
NO11022611宗像神社北野紅白梅(左)とNO11022608その白梅数輪
京都御苑の梅は西側に集中する。梅苑の北に桃苑があり梅が見頃のころ咲きだす。そしてこの宗像神社の椿に加え近辺には雪柳が間もなく開花し始めて、春がいよいよ本番ムードとなっていく。
京都写真紀行では花名所>早春~春
梅名所を訪ねる(2)北野天満宮 [京の花名所]
北野天満宮が1年で最も賑わうのは2月25日の梅花祭ではなかろうか。道を挟んで東側の北野の芸舞妓が総動員でお茶をたててくれるのだ。梅も見頃の木が多くなり華やかさが加味される。まさしく庶民の大茶会の様相なのだ。
NO114(左)とNO05022501(右)
NO08022501お茶をたてる芸舞妓(左)とNO08022502梅花祭大茶会の全体
北野天満宮の梅は大きく分けて3か所となる。まずは境内の中。お社のまわりに多くが咲く。時期も2月初めから3月中ごろまでと長い。そして紙屋川沿いの神苑と南神苑。いずれも3月に入るころが見ごろだが有料となる。
今年の一番咲きとなった老松社の梅。これは本当に2枝5輪くらいが咲いた。1月9日の撮影だ。(左)そしてその同じ木を2月5日に撮影したのが(右)
NO11010901老松社白梅一輪(左)とNO11020605同じく老松社の白梅
同じくこの1月の段階で咲いていたのは絵馬所の北側の1本ぐらいだった。その木は紅梅で数枝数輪と言う咲き方である。また、本殿の西の塀沿いの南にある蠟梅がこの時期に花を咲かせるのも毎年のことである。
NO11010901一番咲きの絵馬堂前紅梅(左)とNONO11010903蠟梅
こうしているうちに見ごろになるのが早いのは先ほどの老松社の白梅以外では東門の突き当たり手前の1木である。その様子は左が2月5日で右は大体3月7日ごろからが満開だろう。
NO11020605(左)とNO3570で同じ木
一番の遅咲きは神苑と地主社の紅梅。いずれも3月中ごろがピークと言える。
NO05022104紙屋川神苑(左)とNO07022204南神苑
NO08032901(左)南神苑はなんと3月29日撮影NO08031501の紙屋川神苑は3月15日撮影
左の本殿の屋根込の写真は07年の2月25日、右の老松社の紅梅は08年3月15日に撮影したもので当方の撮影記録では例年見頃はこの時期である。
NO3567本殿外塀の梅(左)とNO3566の地主社の紅梅
NO08031503とNO11012402の一枝一輪
京都写真紀行では京の花名所>早春~春
梅名所を訪ねる(1)梅宮大社 [京の花名所]
すでに見ごろを迎えた梅の名所もある洛西。ここが名所と言えるのは梅宮大社、大覚寺あたりだが、開花が遅い。寺社の参道や門前、境内に遠慮がちに咲く1本の梅が地元の生活者にはたまらない季節感だ。それは京都に限ったことではないだろう。だが、しかしやはり入洛するみなさに案内するには地域別の名所を紹介しなくてはとも思う。観光と生活季節感を合わせての京都写真紀行梅名所めぐり。なお、最新梅ニュースはこちらから
梅宮大社 主神が酒解神(さかとけかみ)つまりは酒の神様。生活する人には門前東の3本の紅白梅が楽しい。早咲きでもあり神苑に行かなくても2月初めから楽しめる。
NO11021206(左)は門前の梅とNO11021213はその一輪
NO11021217(左)は境内の早咲き梅一輪とNO3556(右)はその木
NO07030105お百度石付近の梅乱れ咲き(左)とNO07030106(右)
NO3554(左)とNO07030103(右)はいずれも神苑の梅 神苑は椿の花も見頃となる時期と重なる。中には竹藪がありその前に咲く梅
NO07030102舞殿越しに梅を見る(左)とNO07030104神苑の梅の道
京都写真紀行では京の花名所>早春~春
春一番見つけた、北野天満宮・梅一輪 [京の花名所]
1月9日北野天満宮の老松社前の雲龍梅の一枝に一輪の梅が満開となった。境内には2000本の梅があるといわれているが間違いなく一番咲きであろう。天満宮の梅は春を告げる印としていつ咲くかが市民の興味の的でもある。この日梅苑を除く境内を一周してみると一輪満開と言うのは雲龍梅だけであった。このほかには絵馬堂北の紅梅の3枝に5輪ほどが咲いていた。
老松社は天満宮社殿の裏側に当たる並びにあり、地主社という天神さんができる以前からのお社の西隣にある。なにせ境内は社務所や宝物殿のある東側一帯をのぞくと社殿の北・西・南に梅が咲く。この裏側一帯は見ごろになるのが一番遅い場所である。にもかかわらず一番咲きがあるのも植物の不思議なところだ(もちろん科学的根拠はあるだろうが)。雲龍梅は白梅で、隣の梅が紅梅、地主社のお社が赤なので写真家や観光ポスターによく使われるスポットでもある。ちなみに雲龍梅は平成14年菅原道真1100年大祭に植樹されたものとあるのでそれほど大きな木ではない。
2月25日に梅花祭がある。この日をもって春が来たと市民は感じる人も多いようだ。しかし2月に入ると境内のあちこちから薫りとともに50種類の梅が順次見ごろを迎えることになる。この時期の開花はまさに春一番ということになろうか。(PJニュース=1月10日掲載予定)
NO11010903雲龍梅一輪満開(左)とNO11010811その一枝
NO11010913地主社の紅梅(撮影08/3/15)
NO11010901絵馬堂前の一輪(左)とNO11010907別のその一枝
NO11010902本殿南西の蠟梅(左)とNO11010908同じ木の違う蠟梅
またこの日は京都御苑の梅園でも梅一輪を求めて撮影。しかし咲いていない。御苑には200本の梅があるそうだ。しかし出水口の東、梅園の南端の西端の木に本当に一輪膨らんだ梅を発見した。割と日当たりのいい場所でもあるのだが。御苑は山茶花が見ごろだ。咲きそして散るの繰り返しだが白雲神社北の西園寺邸跡は地面が赤く染まるなかなかの場所である。
NO11010904京都御苑出水口梅園一輪NO11010910西園寺邸跡の山茶花
NO11010910西園寺邸跡の山茶花、咲いては散り(左)とNO11010912真っ赤な地面の山茶花
最後に春をみつけに下鴨神社へ。西鳥居の北横に不断桜なのか小さい花が満開の桜があった。もちろん越冬したものだろうが可憐で青空に映えていたので撮った。
NO11010906青空の下の桜(左)とNO11010911その枝ぶり
お茶の花咲く建仁寺 [京の花名所]
日本最初の茶園は高尾の高山寺にある。しかしこの茶の種を高山寺に贈ったのは建仁寺の開祖栄西と言われている。栄西はお茶を挽いて飲む抹茶法つまり喫茶を考案した。ゆえに「茶祖」とよばれて石碑がある。お茶の花が生垣として使われているのが建仁寺。一斉に咲き誇るというよりもあちらが咲けばこちらは散る。しかも境内は樹木や伽藍があって花名所のイメージは少ない。だが、お茶の花の名所は他には見当たらない。今の季節=11月が見ごろだ。
NO10110505お茶の花一輪↓とN010110501法堂前に咲く↓
N00711111650お茶の花の咲き方(左)と散りお茶花↓
NO10110504茶祖栄西の石碑(左)とNO10110506建仁寺山門から見る法堂↓
N03016高山寺の最古茶園の石碑(左)と下向きに咲くお茶の花↓
京都写真紀行では京の季節イメージ>秋
見ごろも終り近し!秋明菊の名所 [京の花名所]
10月に見ごろとなる秋明菊が終わり近くになってきました。コスモスのように大花畑というわけにはいかないが京都は寺社や街道筋に名所がある。群生というよりも点在する咲き方でしょうか。
NO2535秋明菊 八重咲き
NO2534右京区 宗蓮寺↓
宗蓮寺は北山杉の里・中川の山寺。門に至る参道、門前、境内と点々と咲いている。ただ近年は固まって咲き乱れるという印象はなくなった。今後とも減っていくかもしれないという。
NO2672左京区 貴船神社
NO2539左京区 阿弥陀寺
N02537右京区 愛宕街道(鳥居本)
NO2532西京区 金蔵寺
NO2533西京区 金蔵寺(2)↓
金蔵寺は西山の中腹にある。西陣生まれの徳川5代綱吉の母桂昌院が再建した。もともと寺の庫裏から院の御廟所に至る石段に群生が見れたがこちらも随分減った。かなりハードな山寺でもある。
未公開 貴船街道 一重咲き↓
未公開 貴船街道
貴船では貴船菊と呼ばれています。いかにも地域を自慢する京都人の名前の付け方です。しかし、近年鹿の出没で芽が食べられて昔と比べると数は激減したと言います。それでも街道を歩くとあちこちにひょろひょろと咲いているのが印象的。
京都写真紀行では 花名所>初秋~晩秋
出町・常林寺は通称萩の寺 [京の花名所]
NO2586常林寺の門と萩
京都にあって観光地にならない萩の名所というと、常林寺である。京阪電車の出町柳駅の真上。つまり寺の下は京阪のコンコースのである。従ってバスや車を止める場所はない。でも交通アクセスはこのうえなくいい。とにかく赤白の萩が重なり合っている。萩はロングとしては見栄えのしない花だろう。それでもこの寺は本堂までの10メートルくらいの参道の両側を覆う。
NO2585参道と本堂
撮影で人影を入れ込まないで撮るのは難しい。小さいお寺さんだ。通る道は写真の参道1本だ。噂を聞きつけた人がふらりと見物にやってくる。何せ京阪の出口を地上に出ればお寺。この地は賀茂川と高野川の合流地点でここから下流が鴨川と名前がつく。間違えて西の出口に出ると大文字や妙法が見えてしまう。NO2586の門の向こうが鴨川。NO2585の屋根のむこうに大文字。
妙蓮寺の(酔)芙蓉まだまだ見ごろ [京の花名所]
妙蓮寺の芙蓉満開の花弁
上の花弁全景
咲きだそうとする蕾
参道の花はまだまだ咲きそうだ
妙蓮寺の花は夏場の芙蓉、酔芙蓉と秋から春まで開花する「御会式桜」だ。9月26日の芙蓉の様子を撮影した。今年は暑かったので開花は遅れたようだ。その分10月に入っても楽しめる。期間が長いのでめった混み合うことがない。建物込の場合午後からの撮影が順光。
で、帰りに植物園によると瓢箪やへちまが見事なぶら下がり。また、藤袴が可憐に咲いていたので紹介。
フジバカマも可憐に咲いた
京都写真紀行では 花名所>初夏~夏