出町・常林寺は通称萩の寺 [京の花名所]
NO2586常林寺の門と萩
京都にあって観光地にならない萩の名所というと、常林寺である。京阪電車の出町柳駅の真上。つまり寺の下は京阪のコンコースのである。従ってバスや車を止める場所はない。でも交通アクセスはこのうえなくいい。とにかく赤白の萩が重なり合っている。萩はロングとしては見栄えのしない花だろう。それでもこの寺は本堂までの10メートルくらいの参道の両側を覆う。
NO2585参道と本堂
撮影で人影を入れ込まないで撮るのは難しい。小さいお寺さんだ。通る道は写真の参道1本だ。噂を聞きつけた人がふらりと見物にやってくる。何せ京阪の出口を地上に出ればお寺。この地は賀茂川と高野川の合流地点でここから下流が鴨川と名前がつく。間違えて西の出口に出ると大文字や妙法が見えてしまう。NO2586の門の向こうが鴨川。NO2585の屋根のむこうに大文字。
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