京の紅葉 大黒天と三宅八幡 [京の紅葉]
洛北の数ある紅葉の名所の中でも人知れず染まるのが松が崎大黒天=妙円寺だろう。五山の送り火「法」にはここの境内を通って登れる。さらには都七福神の大黒天を安置しているのでお参りも多いが、穴場ではある。地域は村ごと法華宗に改宗したという歴史もある。「妙法」はそのお題目でもある。狭い境内にはもみじの木そのものは少ないが、イチョウの木が1本参道をあがってくるとお迎えしてくれる。その黄色と落葉とカエデの赤が見事なのである。
松が崎大黒天
N010112321境内フカン(左)とNO10112205イチョウ落葉とモミジ(左)↓
NO10112202参道灯籠(左)とNO2329境内灯籠のモミジ↓
NO10112203西門注連縄と境内(左)と境内西の山竹林と紅葉↓
NO10112201西門超の境内(左)N010112211遠方からの松崎山(しょうきさん=寺号)
三宅八幡宮
三宅八幡宮は大黒天から徒歩40分くらいだろうか。叡電の駅もある。応神天皇が祀られている。別名「虫八幡」と呼ばれ子供の守り神である。社のしるしが二匹の鳩。神の使いというわけだ。境内の名物は「鳩餅」で形以外はシンプルな餅。こちらの鳥居は上高野にある叡電の駅から高野川を渡るとすぐにある。結構本殿からは遠い。しかし昔ながらの風情も少し残っている。参道には紅葉が植えられて民家と共存し、比叡山を見ることもできる。お隣の三明院は真言宗で多宝塔もありほとんど知られていない。
NO10112206境内口参道(左)と境内灯籠(右)↓
N010112210神苑石橋を上からとNO10112209下から↓
NO10112207絵馬堂屋根(右)とNO10112312池に浮かぶ落ち葉と鯉(右)↓
NO10112319参道から見える比叡山(左)とNO10112313池に映る紅葉と落葉(右)↓
ご近所(お隣)の三明院の石像羅漢(左)と多宝塔(右)↓
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