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春一番見つけた、北野天満宮・梅一輪 [京の花名所]

1月9日北野天満宮の老松社前の雲龍梅の一枝に一輪の梅が満開となった。境内には2000本の梅があるといわれているが間違いなく一番咲きであろう。天満宮の梅は春を告げる印としていつ咲くかが市民の興味の的でもある。この日梅苑を除く境内を一周してみると一輪満開と言うのは雲龍梅だけであった。このほかには絵馬堂北の紅梅の3枝に5輪ほどが咲いていた。

老松社は天満宮社殿の裏側に当たる並びにあり、地主社という天神さんができる以前からのお社の西隣にある。なにせ境内は社務所や宝物殿のある東側一帯をのぞくと社殿の北・西・南に梅が咲く。この裏側一帯は見ごろになるのが一番遅い場所である。にもかかわらず一番咲きがあるのも植物の不思議なところだ(もちろん科学的根拠はあるだろうが)。雲龍梅は白梅で、隣の梅が紅梅、地主社のお社が赤なので写真家や観光ポスターによく使われるスポットでもある。ちなみに雲龍梅は平成14年菅原道真1100年大祭に植樹されたものとあるのでそれほど大きな木ではない。

2月25日に梅花祭がある。この日をもって春が来たと市民は感じる人も多いようだ。しかし2月に入ると境内のあちこちから薫りとともに50種類の梅が順次見ごろを迎えることになる。この時期の開花はまさに春一番ということになろうか。(PJニュース=1月10日掲載予定)

NO11010903雲龍梅一輪満開(左)とNO11010811その一枝

11010903.jpg  11010909.jpg  

NO11010913地主社の紅梅(撮影08/3/15)

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NO11010901絵馬堂前の一輪(左)とNO11010907別のその一枝

11010901.jpg  11010907.jpg

NO11010902本殿南西の蠟梅(左)とNO11010908同じ木の違う蠟梅

11010902.jpg  11010908.jpg

 

またこの日は京都御苑の梅園でも梅一輪を求めて撮影。しかし咲いていない。御苑には200本の梅があるそうだ。しかし出水口の東、梅園の南端の西端の木に本当に一輪膨らんだ梅を発見した。割と日当たりのいい場所でもあるのだが。御苑は山茶花が見ごろだ。咲きそして散るの繰り返しだが白雲神社北の西園寺邸跡は地面が赤く染まるなかなかの場所である。

NO11010904京都御苑出水口梅園一輪NO11010910西園寺邸跡の山茶花

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NO11010910西園寺邸跡の山茶花、咲いては散り(左)とNO11010912真っ赤な地面の山茶花

11010910.jpg  11010912.jpg

最後に春をみつけに下鴨神社へ。西鳥居の北横に不断桜なのか小さい花が満開の桜があった。もちろん越冬したものだろうが可憐で青空に映えていたので撮った。

NO11010906青空の下の桜(左)とNO11010911その枝ぶり

11010906.jpg  11010911.jpg

京都写真紀行では京の花名所>冬および>早春

 


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