梅名所を訪ねる(2)北野天満宮 [京の花名所]
北野天満宮が1年で最も賑わうのは2月25日の梅花祭ではなかろうか。道を挟んで東側の北野の芸舞妓が総動員でお茶をたててくれるのだ。梅も見頃の木が多くなり華やかさが加味される。まさしく庶民の大茶会の様相なのだ。
NO114(左)とNO05022501(右)
NO08022501お茶をたてる芸舞妓(左)とNO08022502梅花祭大茶会の全体
北野天満宮の梅は大きく分けて3か所となる。まずは境内の中。お社のまわりに多くが咲く。時期も2月初めから3月中ごろまでと長い。そして紙屋川沿いの神苑と南神苑。いずれも3月に入るころが見ごろだが有料となる。
今年の一番咲きとなった老松社の梅。これは本当に2枝5輪くらいが咲いた。1月9日の撮影だ。(左)そしてその同じ木を2月5日に撮影したのが(右)
NO11010901老松社白梅一輪(左)とNO11020605同じく老松社の白梅
同じくこの1月の段階で咲いていたのは絵馬所の北側の1本ぐらいだった。その木は紅梅で数枝数輪と言う咲き方である。また、本殿の西の塀沿いの南にある蠟梅がこの時期に花を咲かせるのも毎年のことである。
NO11010901一番咲きの絵馬堂前紅梅(左)とNONO11010903蠟梅
こうしているうちに見ごろになるのが早いのは先ほどの老松社の白梅以外では東門の突き当たり手前の1木である。その様子は左が2月5日で右は大体3月7日ごろからが満開だろう。
NO11020605(左)とNO3570で同じ木
一番の遅咲きは神苑と地主社の紅梅。いずれも3月中ごろがピークと言える。
NO05022104紙屋川神苑(左)とNO07022204南神苑
NO08032901(左)南神苑はなんと3月29日撮影NO08031501の紙屋川神苑は3月15日撮影
左の本殿の屋根込の写真は07年の2月25日、右の老松社の紅梅は08年3月15日に撮影したもので当方の撮影記録では例年見頃はこの時期である。
NO3567本殿外塀の梅(左)とNO3566の地主社の紅梅
NO08031503とNO11012402の一枝一輪
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