離宮(3)京都御所と御苑の紅葉 [離宮]
京都御所は春と秋に一般公開される。秋の公開は紅葉の季節の少し前のため事前申し込みしないと撮影はできない。しかし、御所のある御苑は秋の風景は豊富。しかも種類が多いので期間が長い。天皇家や公家の関連施設も残されており楽しめる。現在の御所は度重なる火災で帝が避難生活をしていた土御門東洞院(里内裏)が発展した。1331年~1869年までが皇居として使われた。現建造物は1855年の江戸安政年間のものなのでかれこれ155年となる。
NO2222・NO2223外壁が映える紅葉↓
NO2224御苑一条邸跡近くのイチョウ(左)とNO10110711祐の井(明治天皇生誕地)の落ち葉
NO08111501御所御池庭(左)とNO08111502常盤御殿の屋根↓
N010110712建春門(左)とNO08111503紫宸殿↓
NO2221清所門北のイチョウ(左)とNO10110710今出川口通りの色彩コラボ
京都写真紀行では京の紅葉>洛中
一般公開時には雅楽、舞、蹴鞠などが行われる。
NO3127五節の舞(左)とNO10110714雅楽万歳楽(右)↓
離宮(2)桂離宮の紅葉 [離宮]
桂離宮は嵐山から下ること直線で約4.7キロ、桂川の西にある。五条付近から広くなった川幅が離宮のある八条あたりで水面が一段と増しゆったりと流れている。修学院離宮が比叡山の麓にあることを思えば全く違った地形の中に位置する。従って山を登るがごとくの坂もなく見え隠れする池と散策のための敷石と茶室の建築美。紅葉は表門に至る外周路に、まるで離宮が奥にあるのだと言わんばかりの雅さである。
NO10110401外回り川が紅葉川となる離宮前
NO2165外路の桂垣(左)とNO2166散紅葉↓
NO2162御幸門(左)とN02164中島↓
NO2163書院道(左)とNO10110405書院南広場↓
園林堂と書院へのNO10110404丸橋遠景とN02161近景
N010110402灯籠とNO10110403敷石
NO3066松琴亭一の間(左)とNO3067松琴亭二の間↓
N03064御殿とN03063月波楼↓
京都写真紀行では京の紅葉>洛西
極めて制限された中での撮影となる。こちらも宮内庁に申し込まなければならず、紅葉の季節と撮影日和が一致するのが困難。あえて言うならば最後の見学時間にするのがいい。太陽が沈みそうな時間帯逆光に映える紅葉が撮れる可能性がある。
離宮(1)修学院離宮の紅葉 [離宮]
比叡山の麓も麓真下にある。離宮の北に音羽川が流れ、それに沿って登山道がある。こちらの道はかなりの急な坂道が続く。上・中・下離宮からできている。しかも、背後に山、貸し田畑、松並木がポイントになる。近在の農家に田畑をレンタルするという宮内庁管轄の不思議さを持つ。誰でも入れそうなのでその入口から道を進むと、とたんに警察官が飛び出してくるのだ。その離宮の晩秋風景。(上)=上離宮、(中)=中離宮、(下)=下離宮
携帯用に画像を小さくしました。クリックすると大きな画面となります。
NO3084 浴龍池(上)全景↓とNO3085西浜から見た浴龍池と隣雲亭
N007120706 里の風景にも似る(中への道)とNO07120708 寿月観(下)↓
NO07120709 窮邃亭(上)↓とNO3082 楓橋(上)↓
NO07120702御幸道の散紅葉↓とNO07120704西浜の夕刻↓
NO07120703 浴龍池舟着場↓とNO07120703上離宮坂
京都写真紀行では離宮>修学院離宮
修学院離宮は宮内庁に申し込みでの見学となる。身分証明が結構うるさいが、案内する人は結構親切な人もいる。ただ必ず警察官らしき人同行するようだ。撮影は自由だが団体での見学となるので思うようには撮影はできないかもしれない。